親様の大いなる思想の海は、一碧萬頃(いっぺきばんけい)をひたす、静けさを湛(たた)えながら、その千尋(ちひろ)の底には思慕(しぼ)限りなき、慈愛の潮、滾々として湧き、且つ流れ、更に急に真夏の太陽の前に立つような、陽気な感を与えられるのです。
また、親神様の深い思し召し(おぼしめし)から、世の立て替え、人類更正の使命に、神の社として、四十年という、長い道すがら、濁れる世の人を、白の魂に切り替えんと、神の「見えざる手」によって、あらゆる苦難の道をお通りになり、助け一条の雛形(ひながた)をお造り下さいました。
朝日神社は、宇宙の中の神の神殿であります。
火に焼け、水に流され、風に倒さるる如き脆(もろ)き宮にあらず。
創世以来、火に焼けず、水にも流されず、風にも倒されざる、不朽不滅の神の宮となり、神の宮居の凛子(りんこ)たる心地が致します。
神の心になるならば
知恵学問を打ち忘れ
誠の道を守るなり
おもしろや うれしやな
なぜか うれしい これが教えなり
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