千古の教訓

この一遍は、親様が、世の人々のために、書き示されたる、千古の教訓である。

人間一切のことは、この内に、説き明かされてあるから、何人も、心を静めて、精読吟味(せいどくぎんみ)しなければならない。


人間身の内には、何が一番大切と思いなされますか?

天より授け下されたし「誠の魂」が一番大切。

その大切な魂を無駄に使うてはなりません。その魂を人様に崇(あが)めてもらおうと、人様に笑われようと、または、腹を立てさせようと、そこが魂の使いようの一つであります。

その魂を大切に使うためには、第一には内(うち)を大切にして、皆の者を喜ばせて誠の心をもてば、世界の人がそれを見て喜びます。それが天理の行いになります。

さすれば、世界の人が天理の誠の道や、あの内の睦まじい暮らしを見なされ。

天理の教えはありますと申して、世界が皆それに見習いをします。

なれども、ただ今の天理の行いは内には不足、外には教えが違えが違うていますようになりましたゆえ、それは何故と申せば、誠に欲がつきましたゆえであります。

その欲は、内に埃(ほこり)を沢山ためておいて、よその埃を払うのが一の欲になります。

天理というような善(よ)き道を人様に話をすれば、

一に、神様に真心(まごころ)を尽くし、

二には、内に皆皆誠に暮らし

三には、世界を大切に

致すのが、天理の教えであります。

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