千古の教訓

庄屋敷と言うのは、ここに火柱が立ったから、神の庄屋敷という名を付けた。

明治42年8月15日の夜、天の一角から火柱が降臨して、突き立った話である。

「しめなわ」を張り、青竹で囲まれた、拳大(こぶしだい)の小石を積み上げた場所である。

積み上げた石の一つを頂き、その石で撫(な)でると、どんなに痛いところも、病気も治ると神様は、肯(うけが)う。

朝日神社が、将来何処(どこ)に移ろうとも、神社にお参りする人は、必ず一度は、聖地として訪ねている地である。


神とは、分からないものが、神である。

この「わし」が、分からない以上、人間に解(わか)る訳がないと、何時も、言い切っておられました。

理が神、自然が神、月日が神、水火風が神、人が神。誠とは、分からないもの、誠とは、「ま」のこと、誠とは、合わせること、理とは、神様の領分(りょうぶん)のこと、なって来るのが理であると仰せになりました。

わしは、『明治天皇の御心』と書いた絵を、祭壇のお宮の中に封じ込めて、明治天皇を、神としてお祀りし、毎日、明治天皇を祈っているのや。

天界にいる明治天皇が、昼夜をとわずわしに仰るのや。世界中を見渡しても、貴方より外(ほか)に、この世には、世界の人を助ける者はおりません。そうぞ、ご苦労でも、みんなに代わって、世界を助けて下され、頼みますと仰るのや。だから、わしも神様として、天界の明治天皇を神の座に、お祀りしているのやと仰せになりました。

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