明治天皇 めいじてんのう
1852年11月3日(嘉永五年九月二十二日)~ 1912年7月30日(明治四十五年/大正元年)
日本の第122代天皇。諱は睦仁(むつひと)、御称号は祐宮(さちのみや)。お印は永(えい)。
倒幕および明治維新の象徴として近代日本の指導者と仰がれた。国力を伸長させた英明な天皇として「大帝」と称えられている。在位中に皇族以外の摂政(二条斉敬)、太政大臣(三条実美)、左大臣(有栖川宮熾仁親王)、右大臣(岩倉具視)、征夷大将軍(徳川慶喜)が置かれた最後の天皇であり、また内閣総理大臣(伊藤博文)が置かれた最初の天皇である。複都制としながらも東京府に皇居を置いた。